津軽三味線 ツボの位置の見つけ方案_3

いまだにツボの位置に自信が持てなく、不安な日々が続いております。

 

んで、こうしたらツボの位置が確定できて自信が持てるかも、と思って試した方法です。

 

まず、新しいニの糸を三本用意します。

その三本を三味線につけます。

三本とも二の糸、初めての体験。

 

三本をよく伸ばして、バチでひいて、音を安定させます。

そして、糸をはじきながら三本を同じ音の高さにします。

そして、二本をはじきながら、ツボの付近をうろうろして、二本の音が調和している位置を探りあてます。

 

以上の方法で、ツボの位置が多少は正確にわかったような気がします。(自信はないが不安は減ったかな。)

津軽三味線 バチつけのための筋トレ_5

スナップが良くなるかもしれない筋トレを考えつきました。

まず、十和田湖に来ます。

タオルを十和田湖の水で濡らします。

それをバチにのせます。

タオルをひねります。

かまえます。

絞ります。

 

スナップのときに使う筋肉に効いてる気がします。

 

あとは、ひたすら繰り返します。

 

 

津軽三味線 撥と親指の接点

親指と撥先の接点、すなわち撥先から親指への抗力の作用点はどこが良いのだろうと考えてみました。

撥先から親指への抗力は、撥の面に対して垂直ではなくナナメだと思います。

その抗力は、作用点が親指の末節骨の側面に接していると思います。

なぜかというと、抗力の撥の面に対して平行な分力と釣り合わせる力は、親指の内転で発生させられるからです。

もし、抗力の作用点が末節骨の底面に接しているとすると、

抗力の撥の面に対して平行な分力と釣り合わせる力である摩擦力を大きくする必要があります。

その摩擦力大きくするには、親指から撥先へ垂直な抗力を大きくしなくてはならないと思います。(親指は対立の動きをする。)

 

親指の内転で抗力を加えるか、撥先へ親指からの垂直な抗力を大きくするかを比較してみたところ、親指の内転で抗力を加えた方が、小さな力で撥を握ることができるように感じました。

親指から撥へ加える抗力は小さいに越したことはないと思うので、撥からの抗力は、親指の末節骨の側面で受けると良いと思いました。

そうだとすると、撥先と親指が接する位置は、若干、親指の中心線より人差し指側かなぁ。

津軽三味線 右手の中指

撥を握ったまま撥を手の上に持ってくると、イカの寿司に見えた。

撥が寿司ネタのイカで、右手がシャリ。

これをジッとみていると、中指は、 帯海苔と同じような働きをしているんじゃないかなぁ、

と思えてきた。

掌から撥が離れないようにする大事な働きをしているんじゃないのかなぁ。

撥の重心おさえているし、中指って撥付けで結構重要な働きをしているんじゃないのかなぁって思うようになりました。

津軽三味線 バチ先の軌跡_2

糸とカワから音を出す瞬間に、バチ先はどのような軌跡を描けばよいのかなぁ、と考えてみたのでメモします。(ウツとき)

《準備》

イトとコマを垂直にして、コマと平行な線をラインAとします。イトが三本ともに含まれる平面にラインAは含まれています。

バチ先の角の二等分線をラインBとします。バチのイトに触れる面の含まれる平面にラインBは含まれます。

バチ先の先端から1cmほどにある、ラインBの垂線をラインCとします。ラインBの含まれる平面にラインCも含まれています。

バチ先にイトが触れている間は、常に接している面はバチ先を横切っているようにします。また、この面にイトからの抗力が均一にかかっていること。

つまり、バチ先が↑になったり↓になったりして浮いていないこと。

 

《糸を切る瞬間の軌跡》

バチ先が糸に触れた瞬間から、離れる直前まで、ラインAとラインBがイトと垂直な同一平面上に含まれているように、バチ先が動くといいのかなぁ。

 

《皮を叩く瞬間の軌跡》

カワ含まれる平面に対してラインCが平行なのがいいのかなぁ。(バチ先が糸に触れている間は、平行ではない。)

以上です。

 

僕はバチ付けが上達しません。その原因は、バチ先の軌跡を把握できていないことだとおもい、解決のため下手な考えをめぐらせてみました。いつものように、勘違い臭がムンンムンですが。

津軽三味線 糸に対するバチの角度

インパクトのときに、糸に対してバチはどの程度の角度がついているのが良いのか考えてみました。

まず、インパクトした直後瞬間にバチ先が糸に接している部分に印をつけました。

図の部分が同じ長さになるようになっているのが良いと思います。つまり糸で区切られたバチ先端部分が二等辺三角形をなすとするのです。(理由は後述します。)

カワの法線方向からみた糸とバチの長軸方向のなす角度θは、

バチの先端の開き角度をβとすると θ=90°-β/2 になってます。(β=60°のときはθ=β=60°)

バチと糸のなす角度はθが良のかなぁと思いました。

 

さて、θになったのは、

この↑長さが等しいとするのが良い(糸で区切られたバチ先部分が二等辺三角形をなす)としたからでした。

なぜこのように考えるのが良いのかと思った理由は、以下の二点です。

一点目は、インパクト中の糸をキル過程で、常に糸で区切られたバチ先端部分が二等辺三角形になっていると、バチはバチ先の角の二等分線に平行をなして運動します。そのことで、バチ先はカワに垂直に打ち込まれます。

なぜ、バチ先がカワに垂直に打ち込まれると良いかというのは、

斜めにバチ先が打ち込まれると、バチの持っている運動量を効率よくカワの振動エネルギーに変換できないからです。

二点目は、二等辺三角形をなしているように意識していることで、糸をキル時に生じるバチ先の変形が生じやすいと思うからです。

このことを紙の角をバチ先端とみなして考えてみます。

二等辺三角形を意識すると、バチ先端はこのように↓変形しますが、

二等辺三角形でないと、バチ先端はこのように↓変形します、

というか、↑のようには変形しづらいでしょう。また、二等辺三角形を意識した時の変形の方が、変形が元に戻る際に、カワに振動エネルギーを効率よく与えてくれそうです。

以上の二点が、理由です。

 

次に、バチ先につけた印の部分に均一に糸の張力を与える練習をしてみました。

まず、糸の張力を増すために割り箸を突っ込みます。(コツをつかんだら、この割り箸は不要になりました。)

そしたら、バチ先を割り箸の間の糸にのせます。(バチつけと同じように右手でバチを把持して)

ちょっと糸をバチで押し込んで張力を右手の掌で感じとります。

その状態から、前方に極端に張力を与えるように傾けてみたり、

後方に極端に張力を与えるように傾けてみたり、

しているうちに、印の付いた部分に均一に張力をあたえるには、どのように掌や指からバチに力を加えるのが良いのかがわかってきました。(バチを把持する掌への力の入れ具合の矯正にも役だったかな。)

印の付いた部分に均一に張力を与えたまま、バチにアオリの角度をつけます。

張力を印に均一に与えながら、このアオリ角度を大きくしていくとバチジリが上がってきます。

このアオリの角度は、この角度のままバチ先がカワに当たった時にちょうど良くカワが振動するように調整すれば良いと思います。(この角度に関しては後ほど考えてみます。)

このように、印の部分に均一に張力を与えながら、常に二等辺三角形になるように注意し、バチをテコと考えることで支点、力点、作用点を意識して、また、回転軸を意識すると、インパクトの時のバチ先の動きが少し改善できたと思われます。

まだまだ勘違いはタップリある予感がしますがメモしておきます。