月別アーカイブ: 2017年7月

津軽三味線 筋トレをして良かったこと

バチつけが上達すればよいなぁー、と思いながら筋トレをはじめました。

筋トレをはじめてから良かったことが何点かありました。

  1. 体の各部(主に上肢)の動きに必要な筋肉を意識できるようになった。→自分の目指したい動きに近づくためにはどうしたら良いか具体的に考えられるようになったかな。
  2. 弾く練習だけでは鍛えられない、各筋肉に拮抗する筋肉も鍛えられるようになった。→弾く時にもう少し体を繊細に動かせるようになればいいなぁ。
  3. 年齢とともに筋力っておちてるなぁ、と気づいた。
  4. ストレッチも併用するので、関節も滑らかに動かせるようになったのかなぁ。
  5. 筋肉は縮むことで骨を動かしているのだと実感できた。→いままで、”押す”と意識していたところは”引く”と意識しなくてはダメだったことに気づけたかなぁ。
  6. 行き止まりを感じた時の気分転換になった。

 

津軽三味線 バチつけのための筋トレ_2

バチつけには肩関節の動きも大事だと思います。

バチを振り下ろすときには肩関節の外転と内旋が、バチを振り上げるには肩の内転と外旋が働いていると思うからです。

ですので、肩の筋トレもしてみました。

 

まず、外転の筋トレ。

 

次に、内転の筋トレ。

 

筋肉は背中側に集中しているので、肘は常に、背中側に位置しているほうがよいのかな。

 

あと、前鋸筋に意識を集中してみるのも大事かなと思いました。

 

次に、内旋の筋トレ。

 

次に、外旋の筋トレ。

 

COREBLADEのエクササイズバンドを使用しました。

津軽三味線 バチつけのための筋トレ

今回は、津軽三味線のバチつけに特化した筋トレを思いつきました。というお話。

まず、裸でバチを持ちます。

大丈夫です、本気です。安心してください。

そして、風呂に入ります。

手のひらを上にして、

グイッと回内運動させます。

グイッと戻します。

繰り返してみます。

 

手首の回内に必要な筋肉たちが鍛えられているような気がします。

 

次に、手首をめいっぱい掌屈します、

そこからグイッと背屈させます。

繰り返してみます。

 

手首の背屈に必要な筋肉たちが鍛えられているような気がします。

水中での運動中は、水の抵抗で結構バチが暴れるので、しっかり握っていなくてはバチが手のひらから離れます。ですので、この筋トレでは、バチをグリップするのに必要な筋力も同時に鍛えられているような気がします。この点が、津軽三味線に特化した筋トレと言えるところかな。

 

掌屈から背屈の筋トレにもう一つ追加しました。

 

以上のように、手首の回内と、掌屈からの背屈に必要な筋トレをしてみました。

なぜなら、バチつけのインパクトの瞬間には、手首のこの運動が大事だと思ったからです。