津軽三味線 左手の指先への力の入れ方

三味線の肋骨にあたる部分を支点として、左手指先から三味線にかかる力のモーメントを、右手前腕から三味線にかける力のモーメントで相殺するイメージ。逆に、前腕からの力のモーメントを増加させることで、三味線から指先へ作用する力が増加する。三味線を指先におっつける感じ。こんなイメージで指先に力を入れたらうまくいったので、メモしておきます。毎度のことながら、勘違いしている雰囲気はムンムンですが。

 

津軽三味線 バチ先の軌跡

2点間を結ぶ線で最短なものは直線です。では、その直線にそってバチ先を運動させるのが一番効率良いことなのかな。力の方向をその直線と一致させれば、バチ先がもっとも加速するようになるかな。

と、うとうと考えておりました。

では、その直線をどのように見つけるか。それは、光の直進性を利用する。すなわちバチの影を利用すれば良いかな。

影を利用するときには、三味線への光の入射角が適正かどうか確認する必要があると思います。

適正↓

駒の影が、中心にある。

 

不適正↓

影がはじによっている。

 

太陽光を光源にするとよいかな。

津軽三味線 糸と皮のなす角度

コマをつけた状態で、糸を皮におっつけたときに糸と皮のなす角度の話。

実測値から算出したら以下の通りでした。

  • 後ろバチの位置でおっつけた場合の角度 ≒8°
  • 前バチの位置でおっつけた場合の角度≒3°

糸にバチを平行にした場合、バチジリの高低差は12mm程度でした。結構大きいです。

ですので、この角度の差にはには少々気をつけたらいいのではないのかなと思いました。後ろバチと前バチのときに気をつけるポイントが一つ増えたような気がします。