津軽三味線 スナップ_3

スナップのときのバチの回転軸は、↓コレではないかなぁ。

スナップ時に、バチの慣性モーメントは小さいほうが良いと思ったからです。

糸に平行なので、意識もしやすいです。

津軽三味線 スナップ_2

スナップ時にバチ先を大きく変位させるには、遠心力も利用するのではないのかなぁ、と思ったのでメモします。

 

バチうちで前腕をタイコに向かって振り下ろすときには、バチの重心に遠心力がかかっていると思います。

スナップ前には、指先等から加えるバチへの抗力と遠心力をつりあわせておきます。そのため、バチは手首に対して回転運動をしません。

スナップの瞬間に、指先等から加えていた抗力を除きます。そして、下図の回転中心を固定することで、遠心力によりバチ先が運動することで変位を生じます。

そうなんでないかなぁ。

津軽三味線 右腕からドウへの力の作用点

右腕前腕からドウへかける力の作用点は、バチを振り上げる時と、振り下げる時で位置が違ってくると思います。振り上げる時、作用点はドウの面積の狭い面にあり、振り下げる時にはドウの面積の広い面にあると思います。

バチつけの際に、右腕前腕から三味線にかかる力のモーメントの方向は常に一定でないとドウがぶれてしまうからです。

津軽三味線 バチつけのための筋トレ_4

棒術家になりきって特訓します。

 

ボクサーになりきったときと同じ注意点を意識して、かつ、薬指の末節骨を引きつけることで撃力を大きくしようとするといいかもしれません。

 

床掃除にならないようにすることも大事かも。

津軽三味線 バチを張る

バチは掌に対してピシッと張っている状態が良いのではないかと気づきました。

張らないで緩んでいると、その緩みがインパクトのときの撃力を吸収してしまうと思うからです。撃力を吸収されると、糸も皮もなりにくいのではないかと。また、糸と皮からのレスポンスも掌にかえってきにくくなるかな。

では、張るのにはどうしたら良いかというと、バチの薬指の基節骨の当たる部分を支点にして、薬指の末節骨からバチに回転モーメントを与えます。そして、親指で支えることでその回転モーメントを相殺します。そうすると、掌でバチが張った感覚が感じられました。

感じられただけで、勘違いの気配はムンムンとするのが気がかりですが。

津軽三味線 糸にかかる力の作用点

左手薬指から糸へかける力の作用点の話。

ツボを押さえるときと、ハジキのときで作用点の位置が違うのではないかと気づいたのでメモします。

✳︎押さえるときとハジクときでは指から作用させる力の作用線の方向が違うことから気づきました。糸の外周上での作用点の位置が違うことと、薬指の腹の表面上での位置が違うことに留意が必要かと思います。✳︎