バチはそれの重心にたいして複雑な回転運動をしているが、それは、3種に分解できると思います。
まずは2種類。
バチの前面からみた(視点A)の回転と、バチの側面からみた(視点B)の回転です。
- 視点Aから見た回転は、手首の掌屈からの伸展によって生じる回転。
- 視点Bから見た回転は、手首の回内によって生じる回転。
これらの回転が、インパクトの瞬間に大事な動きをしていると思います。どちらか一方ではなく両方が重要だと思いました。
そして、もう1種。
- 視点Cから見た回転は、手首の橈屈によって生じる回転。
この回転が、前バチと後ろバチのときの、糸に対するバチの向きを同じにしたいときに大事な働きになるのではと。
ぼくは、バチつけが安定しません。それは、インパクトの瞬間のバチの動きを理解していないせいだと思います。インパクトの瞬間には、バチの回転運動が関係しており、その回転運動は、手首の運動と関係しているのではと、下手な考えを巡らせているところです。