津軽三味線 バチ先の軌跡_2

糸とカワから音を出す瞬間に、バチ先はどのような軌跡を描けばよいのかなぁ、と考えてみたのでメモします。(ウツとき)

《準備》

イトとコマを垂直にして、コマと平行な線をラインAとします。イトが三本ともに含まれる平面にラインAは含まれています。

バチ先の角の二等分線をラインBとします。バチのイトに触れる面の含まれる平面にラインBは含まれます。

バチ先の先端から1cmほどにある、ラインBの垂線をラインCとします。ラインBの含まれる平面にラインCも含まれています。

バチ先にイトが触れている間は、常に接している面はバチ先を横切っているようにします。また、この面にイトからの抗力が均一にかかっていること。

つまり、バチ先が↑になったり↓になったりして浮いていないこと。

 

《糸を切る瞬間の軌跡》

バチ先が糸に触れた瞬間から、離れる直前まで、ラインAとラインBがイトと垂直な同一平面上に含まれているように、バチ先が動くといいのかなぁ。

 

《皮を叩く瞬間の軌跡》

カワ含まれる平面に対してラインCが平行なのがいいのかなぁ。(バチ先が糸に触れている間は、平行ではない。)

以上です。

 

僕はバチ付けが上達しません。その原因は、バチ先の軌跡を把握できていないことだとおもい、解決のため下手な考えをめぐらせてみました。いつものように、勘違い臭がムンンムンですが。

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