津軽三味線 バチをテコとして考える

バチで糸や皮に振動を発生させるとき(インパクトの瞬間)に、バチをテコのように考えれば良いのではないかと思いメモを残します。どのようにしたら、バチ先(糸や皮のあたる部分)に意識を集中できるかを考えてみた結果です。

テコと考えた場合、バチの作用点、支点、力点は以下の通りだと思います。

《ウチのとき》

  • 作用点—糸や皮があたる点
  • 支点—親指のあたる点
  • 力点—薬指と小指があたる点

《スクイのとき》

  • 作用点—糸があたる点
  • 支点—中指のあたる点
  • 力点—薬指と小指があたる点

 

インパクトの瞬間には作用点、支点、力点を意識して、バチはテコとして働いているんだというイメージを持つこと。

そうすれば、インパクトの瞬間に、各指への力の入れ方をどのようにすればよいか具体的に考えられるようになるかな。また、スナップをどのようにしたらよいかもわかるかな。

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